囲碁の普及革命=純碁
・・・碁を覚えたい方と全ての囲碁ファンの皆さまへ

2017年11月28日 木谷正道

●まず最初に、次のアニメをダウンロードして開いてください。
純碁のアニメ(ストラス).exe へのリンク

 「フラッシュ」という方式を使っているため、
 「一般に使われていない」「危害を与える可能性がある」「確認が必要」などの警告が出て、実行するかどうかを尋ねられます。
 このファイルは安全なので、「継続する」「実行又は保存」「実行する」などを適宜選択して開いてください。

●「純碁」とは何?
 王銘琬九段(元本因坊・王座)が20年前に提唱された囲碁ルールです。
 点数の計算方法(地か石の数か)が違いますが、中身は日本ルールの囲碁と同じです。
 日本ルールが「地の大きさ」で勝ち負けを決めるのに対し、純碁は盤上に置いた石の数で決めます。
 たったこれだけの違いですが、純碁は驚くほどやさしいです。

●「純碁」のルール(検討中):文字で書くとこんな具合です。
1 ゲームの仕方
 (1)縦横の線の交点に打つ
 (2)黒先で、交互に打つ
 (3)打つところがなくなったらパスし、二人共パスしたら終局。
★(4)終局のときに盤上にある石の多い方が勝ち(石一つを「1目」と数える)。
 (5)黒(先着)は有利なので、?目半の「コミ(相手の得点)」を白にあげる (黒は?目以上の差をつけないと勝てない)。
2 「石取り」のルール
 (1)石から見える縦横の線(生命線)を全てふさいだら、石を取って盤上からはずす。
 (2)取った石は相手に返す。 ※日本ルールの場合には「あげハマ」として、自分の得点になる。
 (3)打った瞬間に取られる形の場所には打つころができない(「着手禁止」)。
 (4)「着手禁止」の形でも、相手の石が取れる場合には打って取ることができる(「着手禁止の例外」)。
 (5)「着手禁止の例外」で無限に反復する形の場合は、直ちに石を取り返すことができない(コウ)。
 
●「純碁」の衝撃
 1月ほど前、障害者への囲碁普及を志す中川剛志君から「純碁」を知らされ、解説を読んでびっくりぎょうてんしました。
 囲碁がオセロと同じぐらい簡単で、実際、オセロにそっくりだったからです。
 何十年もの間、囲碁とオセロは似て非なると考えていましたが、間違いでした。

 囲碁は奥が深いので、高段者になるには時間がかかります。
 でも、ルールを覚え、対戦して囲碁を楽しむのは全く簡単だったのです。
 純碁でこれができます。
 そして、自然に日本ルールにも移行できます。

●「終局」の問題
 囲碁で何が難しいかと言えば、
1 「ゲームの目的(どうなれば勝ちか)」と
2 「終局(いつ、終わりになるのか)
 が分かりにくいところでした。
 将棋の場合には、王様が動けなくなったら負けで、終局です。
 他のゲームも単純明快で、ルールを覚えたら誰でも直ちに対戦できました。

 ところがところが、日本ルールの場合、「地の多い方が勝ち」なのですが、
 どこが地なのか、本当に地なのか、入ってこられたらどうなるのか・・・などが悩ましい。
 どこで終局になるのかも分からない。

 「なぜ、ここで終わりなのですか?」と訊かれて、僕はいつも返事に窮してきました。
 かなり碁を知っている人でないと「終局」が理解できないことが分かっているからです。
 そして、相手は碁を知らない人なのです。

●「ポン抜きゲーム」(石取りゲーム)と囲碁対局の間の壁
 一回の指導で「ポン抜きゲーム」(石取りゲーム)での対戦ができます。
 僕も、「15分で直ちに対局できる」と言ってきました。

 しかし、この言い方は不正確です。
 「ポン抜きゲーム」は碁の導入のゲームですが、本物の囲碁ではない。
 二つの間には壁があり、この壁はかなり高いのです。

 本物の碁を打ってもらうためには、なお、かなリの時間が必要でした。
 囲碁大会を開いても、審判の助言がないと勝負が決まりません。

 何十年もかけて普及すれば良いのだったら、別に困らないのですが、
 僕はもっとうんと早く囲碁を普及させたいと考えています。
 純碁に出会って、それができると確信しました。
 
●純碁では・・・
 一回、ルールを聴けば(視れば)囲碁を覚え、対局することができます。
 何回か対局すれば、飲み込みの速い人は指導者(インストラクター)になれます。
 学童クラブの指導員とスタッフの方々、学校の先生、子どもの親、そして子ども自身!

●ストラスブール(フランス)のアニメ・・・最高のテキストです
 冒頭のアニメは、フランスのストラスブールというまちで、17年前(2000年)に開発されたストラスブール・ルールの紹介です。
 目的は、小学校の生徒に簡単に囲碁を覚えてもらうためでした。
 これが何と純碁なのです。

 このアニメの質は素晴らしく高い。
 加えて、フランス語だけでなく、英語、ドイツ語、日本語で提供されています。
http://strasgo.gostrasbourg.fr/
 ストラスブールでは、公的援助で毎年数千人の囲碁大会が行われているそうです。

●囲碁普及革命
 王先生ご自身が、昨日、このサイトを発見されたのですから、日本でストラスブール・ルールを知っている方は少ないと思います。
 王先生とは、今日(2017年11月28日)、日本棋院でお会いすることになりました。
 「囲碁普及革命記念日」になるかもしれません(笑)。
 本当かどうか、今後の展開を見ていてください。

 ご関心がある方は、木谷までご連絡ください。
 kitanimasa*hira-taishin.jp (実際には*を@に変えてくださいね)